2005-03-15 第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
公立精神科病院としては、一八七五年に京都府の癲狂院というのが最初に造られまして、一八七九年に東京府の癲狂院、これは今でいいます都立松沢病院ができたというところでございます。
公立精神科病院としては、一八七五年に京都府の癲狂院というのが最初に造られまして、一八七九年に東京府の癲狂院、これは今でいいます都立松沢病院ができたというところでございます。
特に今のお話のように、公立の精神病院、これは数は多くはないわけですが、何と百ベッド当たり一千四十二万円もの赤字が出ざるを得ない、出ているという現在の公立精神病院の運営状況、収支比率がマイナス三三・八%、こういうものも、それぞれ事情はあるでしょうが、改善の方向をぜひお願いしたいというふうに考えます。
よく引き合いに出されるアメリカの場合でも、一般医療については民間医療機関が中心ですが、精神医療に関しては圧倒的に州立の公立精神病院で担っているわけです。 詳しく世界各国を調べたわけではございませんが、しばしば言われるのは、これほどに民間精神医療機関に依存している国は日本と南ア連邦だけであるというふうに言われているわけで、そういう点から考えましても、必ずしも今のバランスは決してよくはない。
本来なら、全国の公立精神病院に関して全部私は資料として提出を求めたいところでありますけれども、非常にこれは膨大になるし大変だと、こういうふうに思っていますから、だから近くの都立の松沢病院に関してぜひ資料をお願いしたいと、こういって要請をしたんです。大臣もうなずいておられるように、無理ないと思いますね。重ねて、大変だと思いますけれども、資料を出していただいて、そして正確な私どもの判断にしたい。
御承知の滋賀県にありますびわこ学園は、昭和二十一年に糸賀一雄、田村一二、池田太郎各氏らによって創設され、昭和二十三年に滋賀県立、わが国最初の公立精神薄弱児施設となった、非常に伝統と歴史を持つ学園です。 このびわこ学園が、びわこ学園の将来構想を知っていただき、御批判、御支援、御指導いただくために作成した「障害をもつ人びとのしあわせを」と題するパンフレットがあるのです。
〔理事片山甚市君退席、委員長着席〕 しかも、この前者三つは公立精神病院に併設されております。わが国で自閉症独自の施設というものは、五十三年設置の広島ともえ学園ただ一施設というのが現状であるわけでございます。当初の大臣の意欲に比べて施設が余りにも貧困である。これが現実である。公立の施設建設に対する助成措置の強化を求めたいと思います。
そういう意味で、この性格が昔の時代と多少違ってきているということは一つございますし、それに、現在におきましても、都道府県が病院を設置する場合には、通常私どもの持っております公立精神病院の補助金がございますので、補助金を受けて設置することになります。
この大正八年の精神病院法によって、主務大臣は都道府県に公立精神病院の設置を命ずることができるようになり、かくして公立精神病院設立の道が開けたのであります。しかし、公立精神病院の設置は遅々として進まなかったのであります。大正十年、第四十四回帝国議会におきまして、精神病院設立に関する建議案が提出されて、公立精神病院の設立が強く要望されました。
それから精神衛生法の関係でございますが、これは公立精神衛生相談所の運営につきましても同様に二分の一を四分の一にする。それから母子福祉資金の貸付等に関する法律でございますが、これも母子相談員に要する経費につきまして二分の一となっておりますのを、これを停止いたすことにいたしております。
又、公立の性病診療所に対する負担率及び公立精神衛生相談所の運営及び職員の費用に関する補助率を、それぞれ二分の一から四分の一に低減しようとするものであります。
精神衛生につきましても同様に二分の一を四分の一と、公立精神衛生相談所の運営及び職員の費用でありますが、先ほど申上げました大きな方針から負担率を引下げているわけであります。母子福祉資金の貸付等に関する法律により母子相談員というのを府県が置いておりますが、この人件費を地方において負担してほしいということであります。
それから五番目の精神衛生事業補助に必要な経費二億六千二百二十五万三千円、これはまず第一は一公立精神病院の経営費でありますが、その入院の点数單価が、昨年の年末に一点単価の改正がありまして、一円五十銭ずつ引上つたのであります。当初予算にそれが間に合いませんでしたものでありまするので、それに伴う増額分でございます。
この内訳の中には、おもなものは結核のベツドの増床といたしまして、公立の分六千九百床、それから公益法人の分千八百床の建設増築費、それから先ほど申し上げました保健所の新設分二十箇所、それから拡張八十一箇所分の費用、それから精神病院で、公立精神病院で五百床ほどふやす費用、それからもう一つ、伝染病の隔離病舎でございまするが、これは御案内のように、地方に行きますると、明治何年に建てたという隔離病舎がございまして
○青柳委員 私は昨日の本委員会におきまして、この法案施行に必要な予算のことについてお尋ねしたのでありますが、ただいま手元にいただいた予算の調べを見ますと、来年度の予算におきましては精神病院費補助費といたしまして、公立精神病院並びに代用精神病院の運営に必要な経費のみが計上せられておりまして、その総額は一億百万円ということに相なつております。